出来ないことと出来づらいこと
頸損になっても不完全麻痺だと、出来ないことっていうのはあまりなかったりする。
この辺りが難しいところで、普通の人から見たら、全く普通じゃないかと見られていたりする。
こいつ不器用やな、とか、やること遅いなー、くらいなんじゃないだろうか?
しかし不完全麻痺の本人は、何をするにもすごく注意を払ってやらないとできないし、前よりうまくできないのでいちいち落胆しながらやっていたりして、自分が障害を持っているということを、痛感しながら毎日を過ごしている。
最近僕が不自由だなーと感じるのは、
- スーツのジャケットの脱ぎ着するとき肩の可動範囲が限界
- ズボンを脱ぐとき足首をまっすぐに出来ないのでひっかかって裏がえる
- ペットボトルを開けるのには全開パワー
- ポテトチップスの袋を開ける時はしばしば口に頼る
- 皮靴に踵を入れるのに指が折れそう
- 携帯電話を耳に当て続けること自体が腕の筋トレ
- 雨の日の駅の階段はスリル満点
などだろうか?
久々にスーツのズボンを脱ぐときに滑ってこけてしまったので、備忘録として書いてみた。
頭の中の想像では前と同じように動けるんじゃないか?っていつも思ってるんだけど、現実はそんなに甘くないんだよなー。